11月21日 緩和ケア医療講演会 国立がん研究センター・荒井保明先生の特別講演に感動

病院長ブログ

魚沼基幹病院主催による医療関係者のための緩和ケア医療講演会。

平日夜の開催で閑散とした会場を心配していましたが、杞憂(きゆう)に終わりました。

院内外から80数名もの医療関係者が参加され、関心の高さがうかがい知れました。 

特別講演は、国立がん研究センター中央病院の荒井保明先生。

昨年まで4年近く病院長を務め、現在は理事長特任補佐およびIVRセンター長などの要職についておられます。

国際学会で年に50回近くの招請講演を行ない、IVRの分野では世界を代表する先生です。

 

IVRとは画像診断装置で体の中を透かして見ながら、大きく切開せずに、体内に挿入した器具で行なう治療のこと。

カテーテルを入れ、あるいは針で刺して、拡げる・詰める・焼く・凍らせる・吸引するなどの治療を行ないます。

 

この治療で、たくさんの「がん患者さん」の苦痛をやわらげてきたことを、実際のスライドで分かりやすく講演されました。

私にとり初めて知ることばかりで、衝撃的かつ感動的な治療技術と治療効果でした。

魚沼基幹病院には、荒井先生の下で3年間経験を積んだ森田医師(消化器内科)が勤務しています。

消化器外科チームとの連携もきわめて密接かつ良好で、荒井先生からもお褒めの言葉を頂戴しました。

 

これからも患者さんのために最先端の医療を提供できるよう、スタッフ一丸となって努力していきます。

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